豊津国府政庁跡と万葉歌碑




豊前国府はここ福岡県京都郡豊津町大字国作・惣社地区に広がる奈良〜平安時代の地方都市で、当時は豊前国の政治・経済の中心地として繁栄していました。
豊前国府の中心部の政庁には8世紀から12世紀頃まで官衙(役所)の主要建物が建設されていましたが、ここでは発掘調査で確認された第V期(9世紀後葉〜10世紀後葉)前半の中門跡・東脇殿跡・築地塀跡などを中心に復元しています。この一帯は後世の開墾などで地形が変化していますが、政庁の大きさは東西の幅約79.2m、南北の長さ約105.0mでした。
福岡県京都郡豊津町大字国作 豊前国府政庁跡と万葉歌の森
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豊前国府政庁跡全体図


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東脇殿跡


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築地塀(復元)


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豊前国府政庁跡公園の万葉歌碑






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