甘水の湧水 延暦23年(804)伝教大師最澄が遣唐使として中国へ渡る際、航海の安全を祈って7体の薬師如来像の奉納を誓った。帰国後その約束を果たすため、古処山に向かう途中この地に立ち寄り、谷間の湧水を飲んだところ、甘い水であったので「甘水」と呼ばれるようになった。 甘水とは“甘水”という井があったことによる地名である。甘木市内を流れる筑後川支流・小石原川の中流右岸、見配山の東麓に位置する。いかにも甘く美味しい水のイメージを持つ名称である。(現地案内板より)