瑠璃光寺略縁起
当院は今を去る一千数百年前、インドの僧清賀上人が雷山千如寺を開山の後、現在の火山山頂に自ら薬師如来等諸仏を刻み、不知火山瑠璃光寺と称したのが創建とされています。その後、現在地に移転されましたが、不幸にも天文(1500年)頃に火災で全焼しました。しかし、不思議な事に村の15歳以上の男女全てに『壱岐の島の椿の中に隠れているので迎えに来なさい』との夢を見させ、その椿を貰い受けて彫られたのが、今回修復された旧本尊様です。その後、栄古盛衰を繰り返しましたが、宝暦(1700年)頃、千如寺実相和尚が再興し、現在に至っております。御本尊は特に病気、眼病平癒の佛様として多くの方々の信仰を集めております。住職龍介記
薬師堂の立て看板より
福岡県糸島市志摩稲留火山瑠璃光寺 |