十六宵遺跡・鏡の井@ 平安時代、十六宵と命名された女子が7歳になるとき、浜辺の小高いところに清水が湧き出し、明鏡のように清らかで、甘露のように美味であった。十六宵はいつもこの水を汲んで髪を梳り、容姿を整えていたので、人々はこの池を鏡の井と言った。その後美しく成長し、官女として都に上った。彼女が居なくなって、今まで湧き出していた清水は枯れ、池の跡はもとの砂浜になってしまった。 福岡市東区馬出3丁目
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